「飼ってはいけない!」を買ったついでにリリー・フランキーの「東京タワー オカンとボク、時々オトン」も購入してみた。
これは久々泣いた・・でも懐かしい気持ちになったり、家族の事をちょっぴり真剣に考えるようになった。読んで損はしないと思う。 コレを読み終えた後、私は死んだじーちゃんの事を思い出した。 じーちゃんは俳句の先生でいつも教え子らしきおば様方にかこまれていた。バレンタインの日はチョコレートを山のようにもらい、新茶の季節には新茶が贈られ、旬の果物が次々やってきた。 じーちゃんが胃がんで入院したのは私が短大2年の頃、後半年といわれ泣いた記憶があるが、結局じーちゃんはその後7年生きた。 入退院を繰り返しながら俳句を続けるじーちゃん、ある日俳句の会合があるとかで、1人で東京に行くって言い出した。当然心配する私たち。でも絶対行くに決まってるので付き添いとして私がついて行く事になった。これは秘密で「東京に同じ日に用事があるから」と言って連れて行ってくれと頼んだ。 羽田に着いた私とじーちゃん。時間があるとかで「東京タワーにいく!」とじーちゃんが・・もちろん私も同行しエレベーターにのりてっぺんまでいった。「これでカメラを買って来い」と1000円渡され外の風景も数カットとり「これでいいか?」とカメラをわたした。 言い忘れたが、じーちゃんは足も悪く杖をついている、杖をつきながら知らない人にヨロヨロとカメラを渡し、私の横に立った(笑)二人で撮った写真はもしかしてこれしかないのかも。 その後2人で昼ごはんを食べ、おのおの目的の場所に向かった。 当然私は用事などないので(笑)しばらくじーちゃんの尾行をした。これは絶対見つかってはいけない。浜松町の駅でじーちゃん突然すわりこんだ。ビックリしたがゆっくりと手帳を出し、何か書いてる。きっと孫と東京タワーに行った一句など書いてるのでしょう。安心したのか私の尾行がバレてしまい、仕方なく私はJR浜松町を後にした。 待ち合わせは羽田空港。やはり私の事を心配し早めに来ていた・・が・・心配したのは私や他の家族だよ、じーちゃん。 ある俳句の生徒さんから聞いた情報では「青魚先生が孫に東京に連れて行けと頼まれた、とぼやいてた」って(笑) リリー・フランキーの東京タワーと内容は随分違うけど、今はいない家族の事思い出させてくれた。 どうって事ない事だったけど結構おもしろかったな。じーちゃんのキャラもなかなかだし。 じーちゃんが死ぬ半年前、入院してた病院で1人でテレビの配置を換えようとして足の上に落下させてました(笑)仮退院の日の出来事
by puukooo
| 2005-12-20 16:05
| 飼い主ネタ
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